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未来からのホットライン

先日、所要で広島市内に行った際、ジュンク堂
書店で購入。

以前訪れた時には無かったので、どうやら久々に
再販がかかったようです。

星を継ぐもの、未来の二つの顔等、J.P.ホーガン
の初期作の中で、なぜか、この「未来からのホットライン」
だけ、在庫切れだったので嬉しいかぎり。

とはいえ、レジに持っていくと、文庫なのに1100円!と
かなりお高い!

ま、ホーガンの作品の中では、「星を継ぐもの」シリーズ、
「創世記機械」の次に好きな作品なので、四の五の
言わず購入しました。

あ~、それにしても引越し等で、中・高校生の頃に
初めて購入してから、今回で3回くらい買い直し
てるはず^^;


未来からのホットライン (創元SF文庫)

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「あらすじ」
 アメリカ西海岸で技術コンサルタント事務所を開いている
マードック・ロスは、スコットランドの古城に住む引退した
物理学者の祖父に招かれ、友人のリーとともにイギリスへ
向かった。
 祖父が政府の助けもなく、独力でタイム・マシンを完成
させたというのだ。

・・・タイムマシンと言っても、ドラえもんのように人間が
直接機械に乗って、過去や未来へ行くお話しでは
ありません(笑)

タイトルに「ホットライン」とあるように、過去(未来)と
情報のやりとりが出来るようになったら・・・

というネタから広がるストーリーです。


ストーリー冒頭で、タイムマシンは起動後、1枚の用紙を
プリントアウトします。

その1分後、発明者である主人公の祖父は、主人公に
何でも良いから、思いついた数字をタイムマシンに入力
するように言います。

主人公がデタラメに入力した数字は・・・・なんと、1分前
タイムマシンがプリントアウトした用紙に書かれていた
数字と一致します!

もちろん、最初にプリントアウトした用紙は主人公に
見せていませんから、未来のタイムマシンから
過去のタイムマシンにデータが送られた事がわかります。


未来からデータが送られてきた事に驚く主人公ですが、
しばらく考えて、もし、自分がその1分間の間に、「数字を
入力しない」という選択をしたら、どうなるか試してみます。


すると、数字は送られて来ない代わりに、別のメッセージ
が送られてきます・・・・

このメッセージは一体誰から送られてきたのか???

謎は深まっていき、色々な仮説、実験が行われて
いきます。


この仮設、実験が行われていく描写はハードSFの嚆矢
ともいえるホーガンの面目躍如。

まぁ、うま~く読者をダマしていってくれます(笑)

とはいえ、お話がこのままでは面白くありません^^;


主人公にも彼女(ヒロイン)が出来てラブラブ状態の中、
世界が破滅に向かう大事件が勃発します。

最初の兆候は、ごくわずかなものだったのですが、
主人公達が気づいた時には手遅れ。

世界を破滅から救う方法はただ一つ!
そう、タイムマシンを使って、過去に警告の
メッセージを送るのです!

ここから、一気に話は展開していきます!

とはいえ、過去にメッセージを送る事で、
一旦ストーリーは巻き戻し。

また、過去に影響を及ぼした事で、ヒロインに
別の彼氏がいる等、それまでのお話の流れ
とは微妙に異なる世界がはじまっていきます。


更に、未来からの情報によって破滅が回避された
と思った世界ですが、実は同時進行で、もう
ひとつ別の厄災が進行していたのです。

この別の厄災ですが、ちゃあんと最初から伏線が
張られていて、ここで読者はポン!と手をうつ事に
なります^^

この、もうひとつの厄災をどうやって防ぐのか?
また、歴史改変によって引き裂かれた主人公と
ヒロインはどうなるのか??


物語はクライマックスに向かいます~


物語ラストのオチが、なんともロマンチックで
非常に読後感の良い本作。

息子が理解出来るようになるには、もう少し
かかりそうですが、そのうち是非すすめて
みたいと思ってます。

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コメント

Sasaさん、おはようございます。

自分、未読ですが
息子達には、まだ早そうですね。
自分にも?かも(笑)

投稿: uos | 2012/05/13 05:21

uosさん、こんにちは。

この本、ずっと探していたので再販が
かかって嬉しいです^^

それにしても文庫で1100円とは
驚きましたが^^;

前半、難解な部分もありますが、
歴史を改変するあたりから
グっと面白くなります。

息子には、まだちょっと早そう
ですが、数年したら大丈夫
でしょう。

ホントは新刊もどんどん読みたい
のですが、なかなかコレってのが
ないですね。

投稿: Sasa | 2012/05/14 07:55

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